【経験談】コロナ禍での新入社員研修について

日常

プロフィールにもある通り、私は2020年3月に大学院を卒業し、4月からとあるメーカーで働いています。

しかし、昨年度の前半はみなさんもご存知の通り、コロナウイルスの影響でおそらくどの会社も新入社員研修の日程を変更していたと思います。(大学の同期にもそう聞きました)

というわけで、今回はコロナ禍の中で新入社員研修がどのように行われていたのか、例年とどのように違っていたのかを書いていこうと思います。(私の会社の場合なので、こんな感じなのか~と感じてもらえたら嬉しいです)

この記事は
これから新社会人になるであろう学生の方々に向けて書いています。

特に来年、社会人になる方にはとても参考になると思います。
もうしばらくはこの状況が続くかもしれないので、少なくとも22卒の新社会人の方は似たような研修になるかもしれません、、、

それでは、いってみよ~

はじめに ~例年の新入社員研修の場合~

最初に例年の新入社員研修の場合のことについて、短いですが書いていこうと思います。

私の会社の場合、通常だと4月1日に入社式があり、そこから一ヶ月間主に東京の本社で同期全員で研修を受けます。
内容としては、会社の事業内容や名刺交換などのビジネスマナー、財務会計(技術系社員も)の知識も学ぶようでした。ごくごく一般的にあるような内容です。
また、同期との親睦を深めるためのレクリエーション的なことをしたり、会社の工場を何ヶ所か見学をしたりしていたそうです。

そして、ゴールデンウイーク明けぐらいにそれぞれの配属箇所に行き、実際に職場で働き始める、といった流れになります。

続いて、コロナ禍での昨年の新入社員研修がどうだったか書いています。

コロナ禍での新入社員研修

初めに伝えたいことは昨年の新入社員研修は先が全く読めなかったということです。(適宜動いて下さった人事部にはもちろん感謝しております。)

それでは、まず日程についてみていきましょう。

新入社員研修の日程について

新入社員研修の日程についてですが、私の会社では少なくとも4回は日程が変更されています。

私の場合だと、大きく分けて
3月下旬…もうすでにコロナが出始めていたので4月1日に本社で入社式を行うのは中止されていて、4月20日前後に東京に行く予定になる。

4月中旬…4月中に東京へ行くのが禁止され、ゴールデンウイーク明けに移動を命じられる。

4月下旬…ゴールデンウイーク明けに移動は危ないとのことで5月中は移動せず引き続き在宅勤務となる。

5月中旬…6月に移動可能。ただし、本社には行かず、それぞれの配属箇所に直接移動。(本社配属の人は3月の時点で東京に移動していたのでそのまま在宅勤務だった模様)

と日程が変更されています。

また、私の大学の同級生の様子を見てみると、移動の時期が大きく3つに分けられていて、

①4月1日より前にすでに移動している場合
 これは東京以外の県に本社がある会社に就職した人が多いイメージ。会社が元々の予定を変更せずとりあえず移動していたようです。

②ゴールデンウイーク明けに移動した場合
 これはおそらく、緊急事態宣言で4月よりはコロナ感染者が減少傾向だったことやもうこれ以上は在宅勤務を引き延ばせないと思った会社の人が移動していたイメージです。

③6月以降に移動した場合
 緊急事態宣言が解除されたり、感染者が減ったのでこの時点で多くの会社は移動させたのではないかと思います。

それでは、続いて内容について書いていこうと思います。

新入社員研修の内容とは?

基本的に研修はZOOMで行っていました。(4月1日の時点から)
在宅で行うという点でZOOMなど導入(取り入れ)は私の会社は早かったので大変助かりました。
また、ZOOM以外は自分で学習するというスタイルでした。

それでは、詳しく見ていきましょう。

一日の流れ

一日のおおよその流れは

朝:一度全体で集まり、連絡事項を人事部から受ける
昼間:ZOOMで講義を受けるか自主学習(後で詳しく説明します)
夕方:その日行ったことを報告書に書き、人事部に提出(連絡事項がある場合は一度ZOOMで集まる

という流れでした。

実家で行っていたので、昼とかは家族と食べていたし、自主学習の時は好きな時に休憩できていたので私はあまりストレスを感じてはいなかったのですが、同期ではすごいストレスだったと言っていた人もいたのでなんとも言えないですね、、

とりあえず、家族と仲良ければ大丈夫だと思います。(笑)

研修の内容

大きく3つに分けられます。

①オンライン(ZOOMなど)での講義
 主に行ったこととして

・各事業部の内容
・安全衛生やコンプライアンス関連など
・ビジネススキル関係(PDCA、名刺交換、電話応対など)

について行いました。

 良かった点としては、事業部の内容は例年もやってるし、何ならホームページにも載ってることも多かったのですが、今回は海外赴任している方から実際に講義を受けられたのはとても有意義だったと思います。在宅の期間が延びたので急遽行われたのですが、実際に海外の工場の様子をその場でカメラを持って説明をしてくれたりして面白かったです。

 逆に少し残念だったのが、ビジネススキルの研修でテキストには電話応対のマニュアルなどは書いてあるのですが、「実際にやってみる」という場面がなかったのが、少し残念でした。

②自主学習
私の場合は

・英語
・メール
・エクセル
・財務会計

のテキストが自宅に送られてきたのでそれを行っていました。

メールのテキスト

財務会計のテキスト

メールの書き方や財務会計は今まで積極的に学んできてはいなかったことでした。そのため、どれも初めて知るような内容が多く、得るべきものが多かったように感じます。

③その他

・同期とのグループワーク
・役所での手続き、引っ越し関係等

同期とのグループワークは「その日行ったことをきちんと伝える」という練習を兼ねて行いました。
始めは慣れませんでしたが、何週間も行ううちに、言葉もスムーズに出てくるようになったと思います。

役所での手続きは研修の日程が変わりすぎて、住民票を移動させるのを取り消したり、また申請しに行ったりということが何度かありました。(ちゃんと業務時間内に行かせてもらえました)

引っ越し関係というのは、例年であれば、3月に自分の寮へ荷物を送ります。ですが、今年は3月時点で4月1日は在宅と決まっていたので送る荷物を少なくして後から追加で送る事になっていたのでその手続きなども在宅勤務の時に行いました。

研修の内容としては、例年より期間が長い分、充実していたようにも感じました(*^^*)

まとめ

今回は「コロナ禍」での新入社員研修についてまとめてみました。
今年は例年と違い、新入社員側も会社側もコロナに振り回されてしまう形となりました。

世の中はどこも大変で、特に環境が今年から変わる人にとっては大打撃だったと思います。

しかし、私個人的には、研修内容的にはほぼ満足しています。

しかし、同期との親交を深める機会がなかったのがやはり残念に思います。例年だとこの研修期間にかなり仲良くなるらしいです。(当たり前と言えば当たり前)
半年後研修も元々集合する予定でしたが、結局リモートで行ったので内定式の時にしか会っていない同期もいます、、( ;∀;)

来年以降も研修はありますが、会える日は来るのでしょうか、、?

また、職場に実際に配属されてからも遅れて配属されてることも考慮してもらい、とてもありがたく仕事に取り組めています。

とりあえず、今は仕事を覚えることに専念したいと思います!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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