社会人2年目でとあるメーカーで開発職をしている私が現時点で感じている、学生時代と会社に入ってからの違いについて共有したいと思います。
この記事がメーカーに就職予定の学生の方の役に立てればと思います。
大学時代(研究)と会社員(開発職)の違い
メーカーの採用職種には、大きく分けて
文系職種の総務、営業と理系職種の研究、開発があります。
理系の大学生でメーカーに入る人は9割方、「研究開発職」で採用されていると思います。
「研究開発職」というのは、「研究」と「開発」のどちらで配属されるかで働き方はかなり変わってきます。
まずはそこを比較していきましょう。

研究と開発の仕事内容とは?
私は現在、とあるメーカーで製品開発職として働いています。
「研究職」の人は、大学時代の研究とほとんど同じだと思います。
会社が何十年後かに事業化するかもしれない分野について種まきをするようなイメージです。
研究する部署に配属された同期から聞いた話だと、
大学時代との違いとしては、
・複数のテーマを同時並行で行う
ことを挙げていました。
結果を絶対に出さないといけない!ということはないので会社の中でもかなりまったりしている方の部署になると思います。(残業も少ないようです)
一方、「開発職」の場合だと、大学の研究とはかなり異なりと感じています。
業務内容の例を挙げてみますと、
・今既にある製品の改良をしたり、営業の人と一緒にお客さんの所に行って、製品の説明をする
といったところです。
人間関係の違いは?
人間関係は、大学と会社ではかなり変わったと感じています。
・大学時代の場合
関わるのは主に研究室内の人(教授、先輩、同期、後輩)で
それ以外には大学にいた分析専門の人ぐらいでした。
人数的にも全員の名前が覚えられる程度だったと思います。
・会社の場合
しかし、会社に入ると、関わる人間の数はかなり多くなります。(新入社員の私の場合でも)
開発の部署だけでなく、製造部・品質保証・生産技術等や営業の方々とも仕事をしなければなりません。
関わる人数が飛躍的に上昇するのでまだ、顔と名前が一致しない人もいるくらいです。
そして、一番変化したと感じているのが
②バックグラウンド(学歴)等が異なる
ということです。
それぞれ説明をしていきます。
①幅広い年齢層がいる
会社の場合だと、やはり18歳~60歳までの方がいます。
今まではほとんど同級生、もしくは数個離れた先輩、後輩と主に関わっていたので、やっぱりジェネレーションギャップというものを感じてしまいます。(笑)
②バックグラウンド(学歴)等が異なる
また、これは社会人になれば絶対あると思うのですが、
メーカー(工場)の場合、製造部の方は高卒の人、高専卒の人などがいます。(開発職にもいますが、始めは製造に配属される場合が多い)
基本的にはいい方は多いですが、昭和的な方もいらっしゃいます。
製造で試験をやりたいと思った時もこの方達と、うまくコミュニケーションを取らないといけませんね(´∀`*)

結論
今回は学生時代と会社に入ってからの違いについてまとめてみました。
①大学での「研究」と会社の「開発」は異なる。
研究職は大学と似ているが、「開発職」は試験のスケールの大きいことや製品の改善にも取り組む。
②人間関係は、会社の場合、大学じだいよりはるかに多くなる。
色んな部署、年代、バックグラウンドを持つ方達と関わるようになります。
読んでいただきありがとうございました!
それでは~
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