塾講師のバイト始めたいけど、どうなんだろう?メリットとデメリットが知りたい!
今回は、このような疑問にお答えします。
私は大学生の時に塾講師として5年間バイトをしてきました。
今回は、塾講師のバイトに興味を持っている方に向けて、「メリット」「デメリット」を説明しようと思います。
「実際にバイトを始めたけど、なんか想像してたのと違った」
と、そんな事態を避けるためにも、あらかじめに塾講師に関する情報を知っておいて頂きたいです。
これを見ていただくことによって、バイトを始めた後に食い違いが起こらないようにできますよ。
塾講師バイトの実態とは?

私は約5年間塾講師バイトを経験しましたが、とても良かったと思っています。
「授業の予習や報告書の作成で時給換算したら安くなるんじゃないの?」
「生徒の親の対応や進路相談で大変ってよく聞くけど…。」
といった不安を抱えている方も多いかもしれませんが、“募集要項を見極めれば”大丈夫です。
塾講師バイトの形態
塾講師のバイトには、以下の2つの種類があります。
- 個別指導塾の講師
- 大手予備校のチューター(おすすめ)
個別指導塾の講師、その名の通り、生徒一人ひとりに対して講師が個別に勉強を教えます。
個別指導塾だと、みなさんが不安に思っている「時間外労働」があることが多いです。
これにより、実際の時給が下がってしまうと思います。
“個別“指導のため、授業の予習や生徒のフォローアップなどを、すべて講師自身が行うためです。
それに対して大手の塾や予備校では、特に進学クラスの授業等は社員の方が行う場合が多いです。
そのため、チュータはその意味の通り、生徒の指導教員という立場です。
主な仕事内容は「生徒の対応」や「試験監督」などをしているので、暇な時間もあるくらいです。
ということで今回は、大手予備校のチューターの場合の働く「メリット」「デメリット」について、詳しくお話ししていきます。
塾講師バイトのメリット
個人的に思う塾講師バイトのメリットを3つ紹介します。
- 肉体労働が少ない
- 時給が高い
- 「人に説明できる」スキルが身につく
それぞれ順に説明していきますね。
肉体労働が少ない
塾講師のバイトでは、他のバイトに比べて肉体的にきついことはほとんどありません。
私は単発でイベントスタッフのバイトもしましたが、一日中動いていたので体力的にはきつかったです。
一方で塾講師は基本的にデスクに座っていることが多いので、体力が消耗するほど動くことはないですね。あるとしても階段を昇るか、たまにテキストの入った段ボールを運ぶくらいです。
一度塾講師のバイトを経験したら、 肉体労働系のバイトは単発でも応募しづらくなりましたね。
時給が高い
塾講師のバイトは、コンビニや飲食店のバイトなどに比べると時給が高いです。
塾講師バイトの時給は、都会でなくても1000円を超えていることが多いです。
地方のコンビニとかだと、時給800円なんてことも普通にあります。
もちろん、引っ越しや工場のラインに夜勤で入ると時給は高いですが、先に述べたように肉体的にきついものがあります。
一方で塾講師の場合、生徒からの質問がなかったりして時間が空くときもあります。そんなときはよくレポート課題をしています。
「人に説明できる」スキルが身につく
私はこのスキルの重要性を普段の生活でも実感しています。
- 友達との会話
- 就活での面接
- 学会発表
といった、いろんな場面で「人に説明できる」スキルが活躍します。
「人に説明できる」ということは自分も理解しないといけないので具体的に話す順番も頭に考えないといけません。
ましてや仕事として生徒に教えなければいけないので、真剣に“説明の仕方”を考えます。
何回も説明する場面があるので段々と慣れていく実感はありますね。
このスキルは、将来就職してからも役立つこと間違いなしだと思います。
塾講師バイトのデメリット
続いて塾講師のバイトをしていてデメリットだと感じたのは、以下の2つです。
- 仕事が単純&暇
- 採用時にある程度の学歴が必要
順番に説明しますね。
仕事が単純&暇
基本的に生徒からの質問対応以外の事務的なことは単純作業が多いです。
なので一度覚えてしまうとルーティン化してしまいます。
また、事務作業を早く終えてしまって尚且つ生徒への質問対応がなければえば暇な時間ができてしまいます。
もしも、事務作業でスキルが得たいとか暇な時間は耐えられない、、と思う方は塾講師は合わないかもです。
一方で授業をしているわけではないので、責任感はあまりなくゆるゆるは働きたい人にはおすすめです。
採用時にある程度の学歴が必要
塾の生徒は学生なので、当然受験に関わる仕事であるので、面接時には学歴が重視されます。
やはり受験生は高校生が多く、塾講師は生徒の質問を解決しなければいけません。
そこでつい数年前まで高校生だった私たち大学生は「大学受験を経験している」ということで塾側に重宝されるわけです。
さらに比較的学歴が高く、受験科目も多い国公立大学の方が私立大学よりも需要があると思います。
こういう時に、「ちゃんと勉強しておいて良かったなあ」とあらためて感じました。
まとめ:塾講師バイトは、スキルも身に付けつつ稼ぎたい人におすすめ

大学生として塾講師のバイトをすると、様々なことを学べると同時に、そこそこ給料が稼げます。
もちろん、選ぶ塾によって条件が違うとは思いますが、私は塾講師バイトをおすすめします。
ここで、これまで挙げてきた塾講師バイトのメリットとデメリットを、もう一度まとめておきます。
デメリット
- 仕事が単純&暇
- 採用時にある程度の学歴が必要
ちょうど今、塾講師のバイトを始めようか迷っている方の参考になればいいなと思っています。
「人に説明できる」スキルは、若いうちに身につけておきたいスキルです。
特に大学生の場合だと就職活動やそれこそ会社に入ってから、さまざまな場面で役立ちますよ。
スキルを身につけて周りに差をつけたい方は、ぜひ熟考してみてください!
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